2017年2月26日 - 2017年3月 4日

矯正の専門家と連携した総合的な矯正治療

矯正治療

歯並びや咬み合わせのお悩みには、矯正治療をご提案することもあります。二宮院長はインプラント治療や矯正治療を組み合わせて、高齢の方や難症例の方も含めて美しい口元を実現してきた実績があります。

当院では、表参道加治矯正歯科クリニック・しぶさわ矯正歯科と連携してお望みの理想の口元を目指します。歯並びの見た目の美しさを整えるだけでなく、咬み合わせの改善も見据えた矯正治療で、歯本来の機能を回復し、口腔内全体を健康に導き保つことも重視しています。

「専門医との連携」についてはこちら

歯並びをきれいにして顔の印象も改善します

人間の頭部は、頭蓋骨、上あご、下あごの3段構造になっています。美しい顔の骨格とは、頭蓋骨を基準にして、上あご、下あごの大きさのバランスがとれている状態のことを言います。当院の連携歯科クリニックでは、頭蓋骨、上あご、下あごのバランスを見比べ、総合的に位置を決めていき、口元からあごのラインを改善し、美しさを高めることにこだわった矯正治療を行います。

Eライン、スマイルラインを重視して魅力的な笑顔に矯正治療
審美性を大切にする当院では、Eラインやスマイルラインを重視して、その方が最も魅力的な笑顔になる矯正治療を行います。

Eライン(エステティックライン)は、顔を横から見たときの鼻先とあご先を結ぶラインのことで、理想的なEラインは口先がラインの内側にある状態です。スマイルラインは、正面から顔を見たときの理想的な笑顔を作る口元の定義です。笑顔になったとき上の前歯の先端をつなげたラインのカーブと下唇が並行にそろうようにします。Eライン・スマイルラインを意識することにより、好印象を与える顔立ちになります。

【当院の成人矯正】中高年の方もチャレンジされています

成人矯正当院では歯やあごの成長発育が終了し、永久歯になった方への矯正治療を行います。中高年の方でも健康な歯や歯ぐきであれば治療は可能です。加齢により悪くなった歯並びの矯正も行います。

目立たない装置もご用意しています
銀色の装置が目立つのは恥ずかしい、痛みがあると仕事に支障がでるので困る、等といったお悩みから矯正治療に踏み切れない方もいらっしゃいます。当院では、目立ちにくい透明な装置や痛みの少ないワイヤーブラケットなど、幅広い種類の装置をご用意しています。また、できるだけ歯を抜かない「非抜歯矯正」を行います。

成人矯正「目立たない矯正装置にしたい」「取り外しのできる矯正装置にしたい」「部分矯正で気になるところだけ治したい」などのご要望にもお応えしますので、お気軽にご相談ください。

矯正治療の対象となる不正咬合の種類

八重歯・乱杭歯(叢生)不正咬合の種類
犬歯などが飛び出して他の歯と重なっている状態。永久歯の抜歯を伴う治療が多くなります。

出っ歯(上顎前突)不正咬合の種類
上の前歯が大きく前突している状態。「単に前歯が出ている」「上顎が大きい」「下顎が小さい」という3タイプの症状があります。

受け口(下顎前突・反対咬合)不正咬合の種類
下顎が出ている状態。上下の顎の成長のバランスが崩れ、しゃくれた顔立ちになる可能性があります。前歯の生え替わりの時期に自然に治る場合もあります。

咬み合わせが深すぎる(過蓋咬合/ディープバイト)不正咬合の種類
上下の歯を咬み合わせたときに、上の前歯が下の歯を覆い、まったく見えないようなケースです。放置すると顎関節症になる場合もあります。

しっかり噛んでも隙間ができる(開咬)不正咬合の種類
奥歯は噛んでいるのに、上下の前歯が開いたまま咬み合わすことができない状態。重度の場合は外科手術を伴います。

すきっ歯(空隙歯列)不正咬合の種類
歯と歯の間に隙間がある状態。顎に対して歯が小さすぎたり、歯が欠損していたりすることが原因です。舌で前歯を押す癖で生じるケースもあります。

部分矯正で気になる前歯の悩みがなくなる!

八重歯が気になる、前歯に隙間がある、前歯の不揃いだけを治したい。前歯の悩みを抱えている方は多いと思います。実は、たった1本とはいえ歯並びが悪いと、上下の歯が正しく咬み合わなくなって、他の歯に負担がかかり、将来的にむし歯・歯周病リスクが高くなります。また治療をするにも、歯を大きく削るといった大がかりな治療になったりするケースも少なくありません。

下の写真をご覧下さい。
部分矯正

向って右側の2番目の前歯が奥に引っ込んで反対咬合になっています。審美的な問題は勿論ですが、咬み合う歯にも負担がかかっている状態です。このような状態でも部分矯正を行うことできれいな歯並びになります。部分的な歯並びの悩みをお持ちの方は、ぜひ、当院にご相談下さい。

部分矯正ってなに?

部分矯正とは、部分的な歯並びや咬み合わせを整える矯正治療の一つです。歯と歯の間の隙間や部分的な凹凸、前歯の乱れなど、気になる部分に矯正装置を装着し、歯を理想的な位置に移動させて美しく整えます。全体矯正に比べると治療中のストレスが少なく、短期間で歯並びが美しく整います。

下の写真をご覧下さい。
部分矯正

主訴は前歯の審美障害でした。向かって右側の2番目の前歯が奥に引っ込んでいて、反対咬合になっていましたが、部分矯正を前歯が本来の位置に戻って反対咬合も解消されました。矯正を終えた後は、セラミックのかぶせ物を被せたので、全体の歯の大きさが整いました。前歯の審美的な問題が解消できて、満足できる結果に仕上がりました。

<部分矯正が適している方>
・咬み合わせが気になる
・歯周病の影響で歯が乱れている
・先天的に生えてこない歯(欠損歯)がある
・極端に小さい歯(矮小歯)がある

当院の部分矯正の考え方

当院では、見た目の問題を解決するほかに、全顎治療やかぶせ物治療等を効果的に進めるために部分矯正を提案しています。

全顎治療と併用する
主にお口全体の歯を治す全顎治療が必要な場合です。部分的でも歯並びが悪いと咬み合わせも悪くなり、歯を削る量が増えてきます。部分矯正で歯並びを正しい位置に戻すと正しく咬み合うようになるので、削る量を抑えることができます。

被せ物治療と併用
歯並びが悪いと一部の歯に負担がかかって歯周病にかかりやすくなります。さらに進行すると歯ぐきが下がって骨が痩せてきます。そこで部分矯正で骨や歯ぐきの再生を促します。部分矯正で歯を正しい位置に戻してから、かぶせ物やラミネートべニアを装着すると、削る量を抑えて歯に負担の少ない治療ができます。

先天性欠損歯や矮小歯も部分矯正で改善!

先天性欠損歯とは、何らかの原因で歯が顎の骨の中に埋まったまま生えてこない歯のことです。また、極端に歯が小さい場合を矮小歯といいます。

下の写真をご覧下さい。
部分矯正

よく見ると向って左側の2番目の前歯が欠損していて、歯と歯の間に隙間ができているのがわかります。

部分矯正で前歯が美しくなる
歯は顎の骨のラインに沿って正しく整列しますが、欠損歯や矮小歯があると隙間ができて歯並びが悪くなったり、咬み合わせが悪くなったりして、他の歯に悪い影響を与えます。部分矯正を行うことで、こうした問題を解消することができます。部分矯正をすると、どのように変わるのでしょうか?

下の写真をご覧下さい。
部分矯正

向って右側の2番目の前歯が欠損していて、見た目が気になっていましたが、部分矯正を行った後、ブリッジで欠損している歯を補うことで、前歯がきれいになりました。歯肉の高さも揃って、綺麗に仕上がっています。

目立たない装置でストレスの少ない矯正ライフを約束します

部分矯正では、目立たないブラケット装置を装着して、ワイヤーの力で歯を正しい位置に移動させます。審美性に配慮し、セラミックの白いブラケット装置を使用しますが、どうしても見た目が気になる方には、エラスティックゴムを併用して目立たなくすることも可能です。

セラミックブラケット成人矯正
ブラケットはワイヤーを固定せる装置です。金属やプラスチックなど、様々な種類がありますが、当院ではセラミックのブラケットを使用しています。セラミックは耐久性に優れた素材で歯と同じ白色です。口を開けても装置が目立ちにくいので、ストレスの少ない矯正ライフが過ごせます。

エラスティックゴム
ブラケットとワイヤーに取り付ける白いゴムです。ゴムの牽引力で歯を動かして移動させます。歯に近い白色なので、目立たずに矯正ができます。

将来にわたって健やかな口元を守るには専門家による予防が必要です

予防歯科

歯を守るために毎日丁寧な歯磨きを行うことはとても大切です。しかし歯磨きだけでは歯の隅々にあるプラーク(細菌の塊である歯垢)や歯石を完全に取り除くことはできません。

歯は、日頃のお手入れに加え、歯科医院での定期的なクリーニングやメインテナンスを受けることで、その美しさや機能性、健康を維持していくことができるのです。高齢になっても健康な歯と若々しい口元を守るために、ぜひ適切な予防で口元の美しさ若々しさを大切にしてください。

患者さん一人ひとりに適した予防プログラムを提案します

予防プログラムむし歯や歯周病の治療、インプラント治療や審美治療が終了した後のよい状態を長く維持していただくために、当院ではLeica社製医科用マイクロスコープを使って精密な検査を行い、ご自身の現在の状態を説明し、お口の中に状態にあったオーダーメイドの予防処置をご提案します。クリーニングなどを行った後、ご家庭でのお手入れやブラッシングの指導も行います。

むし歯や歯周病の原因となる細菌を取り除き、清潔な口腔内環境を維持することで疾患の再発予防に繋がり、治療が終わった後のよい状態と健康な状態を維持することが可能となります。

むし歯・歯周病のリスクや咬み合わせもチェック
細菌の塊であるプラークの取り残しをチェックし、必要に応じて唾液検査も行い、むし歯や歯周病のリスクも確認して予防処置に活かします。また毎回、咬み合わせもきちんとチェックします。お子さんの場合も年齢に応じた予防処置と咬み合わせチェックを慎重に行います。

プロによる歯のクリーニング【PMTC】

PMTC当院で、歯の隅々までを磨き上げるPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)を行っています。ご自身での歯磨きでは落ちない歯の汚れやバイオフィルムを歯科衛生士が専用機器を用いてきれいにクリーニングします。

知らず知らずのうちに磨き残してしまった部分や、歯ブラシでは磨くことができない歯周ポケットの中もキレイに磨き上げて汚れを取り除きます。また、歯の表面にこびりついたヌメリのようなバイオフィルムもキレイに除去できます。歯石を取るような治療ではなく、あくまでも心地よい範囲の刺激ですのでリラックスして受けていただけます。終わった後は歯面がツルツルしてお口がすっきりします。

食事や生活習慣の指導や予防グッズのご紹介も行います

食事や生活習慣の指導むし歯や歯周病は感染症に加え、毎日の歯磨きやライフスタイルが大きくかかわる生活習慣病です。当院では、必要に応じて適切な食事内容や間食の摂り方、生活習慣の改善などをご指導します。また患者さんのお口に合った歯ブラシや歯磨き剤などをご紹介し、ご自宅でのケアに活かしていただきます。

唾液検査をお勧めすることもあります
唾液検査では、お口の中のむし歯菌の量や種類、歯周病菌の有無や種類を位相差顕微鏡でチェックします。むし歯や歯周病のリスクが明確になることで、ホームケアの仕方など適切なアドバイスを行うことができます。

予防歯科(定期検診とメインテナンス)の流れ

STEP1 初期むし歯を詳しくチェック
お家での歯磨きがきちんとできているかを慎重にチェックします。
健康状態や生活環境についてもお聞きします。
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STEP 2 歯周病のチェック
歯垢、歯ぐきの出血や腫れ、咬み合わせ、歯の動揺などを細かくチェックします。
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STEP 3 徹底的なクリーニング(PMTC)
自分では磨くことが難しい歯と歯の間や、歯と歯肉の間、歯周ポケット内などを
様々な機械、器具を使ってクリーニングします。終わった後はすっきりとした感覚になります。
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STEP 4 歯磨き指導とホームケア指導
食生活の注意点や歯磨き指導・歯磨きの補助器具の使い方などをアドバイスします。

どうして歯が黄ばんだり、黒ずんだりするの?

ホワイトニング

歯が黄ばんだり、黒ずんだりする理由を大きくわけると、飲食物やタバコなどによる着色汚れと、むし歯や病気、先天性のものとがあります。これらを改善するにはそれぞれに見合った方法が必要で、着色汚れに関してはホワイトニングが有効です。

着色汚れの原因となる物質コーヒー
紅茶・緑茶・ワイン・コーヒー・カレー・チョコレート等の飲食物は色素が強く、それが黄ばみや黒ずみの原因になります。そのなかでも紅茶や緑茶には渋み成分タンニンが多く含まれています。特に紅茶にはタンニンと一緒にカフェインも含まれています。その成分が唾液中のカルシウムと結合して歯の表面に付着すると、黄ばみや黒ずみを作ります。

ホワイトニングをすると黄ばみや黒ずみが消えてきれいになりますが、今までと同じように紅茶やコーヒーなどを飲んでいると、再び歯が汚れてきます。ホワイトニング効果を長続きさせるためにも、ほどほどに控えましょう。

こだわりのホワイトニングで安全で無理なく歯を白くする

こだわりのホワイトニングで安全で無理なく歯を白くするホワイトニングは比較的容易に歯が白くなる方法ですが、とはいえ治療の一つ。歯や歯ぐきの状態によっては強いしみを感じることがあります。安全かつより効果の高いホワイトニングを行うためにも、歯科医師の管理のもとで行うべきだと当院では考えています。

当院が推奨するホワイトニングはホームホワイトニングです。
お口の状態を確認し、使用方法や注意事項をきちんと説明した後、ホワイトニングキットをお渡しして、ご自宅で行っていただきます。定期メインテナンスでお口の状態を確認し、必要に応じて新しい薬剤をお渡ししますので、後戻りの心配がありません。またホワイトニング後、体質によってはしみることがありあますが、しみをケアする薬剤も取り揃えていますのでご安心下さい。

ホワイトニングは天然の歯を白くします

高品質なホワイトニング治療ホワイトニングとは、歯を削ることなく歯磨きや歯のクリーニングでは落とすことのできない黄ばみを専用の薬剤で白くする治療です。歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、タバコのヤニやワインなどの色素の強い飲食物、加齢などによる歯の黄ばみ色素を分解して白くしていきます。

ホワイトニングは天然の歯を白くしていくため、自然な美しい色調に仕上げることができるのが特徴です。歯は顔の中でも目立つところですので、白く輝く歯で口元の印象を変え、心からの笑顔で毎日を過ごしていただきたいと考えています。

体にやさしいホワイトニング治療を行います

ホワイトニング最近、ホワイトニング剤は市販のセルフタイプのものが多く出回っていますが、そうしたものを使用して「白くならない」「しみる」など、ご不満をお持ちの方も多いようです。当院では審美治療の先進国、ブラジルから個人輸入したホワイトニング剤を使用しております。白くなる効果が格段に高く、しかも体にもやさしい安全なホワイトニングです。

さらにホワイトニングの前には、歯科医師がお口の中を必ず診察し、むし歯や歯周病のある段階では先に治療を優先します。またPMTCによって歯石や着色汚れを取り除いてからホワイトニングを行いますので、漂白効果も高い上にお口の中が清潔になります。お口を守る意味からも、歯科医院でのプロフェッショナルによるホワイトニング治療をおすすめします。

ライフスタイルやご希望によって選べるホワイトニング治療

歯科医院で受けていただくオフィスホワイトニングと、ご家庭で行っていただくホームホワイトニング、両方を合わせたコンビネーションホワイトニングをご用意しています。治療期間やご希望、ライフスタイルによって、最適なものをお選びください。

早く確実に白くしたい方に【オフィスホワイトニング】オフィスホワイトニング
歯科病院で行うホワイトニングです。歯の表面に専用の液体を塗布し特殊な光を照射します。ホームホワイトニングより強めの薬剤を使用しますので、人によってはしみたりすることがありますが、漂白効果が高いので早く歯を白くしたいという方にお勧めの治療です。

<オフィスホワイトニングの流れ>
歯科医師がお口の中の診査を行います
次へ
むし歯や歯周病などがあれば、まず治療を行います。
次へ
PMTCで、ブラッシングでとれないような歯の汚れや歯石を除去します
次へ
ホワイトニング剤を歯に塗り、ホワイトニング用のライトで強い光をあてます。1〜2時間かかりますが、チェアの上でリラックスしているだけで、輝くような白い歯になります。

自宅で気軽にできる【ホームホワイトニング】ホームホワイトニング
患者さんの歯型に合わせたトレーを作製し、患者さんご自身が行う治療です。専用のトレーにホワイトニング剤を注入して、毎日、決められた時間装着します。薬剤の作用が緩やかなのでオフィスホワイトニングに比べ時間がかかりますが、後戻りしにくいのが特徴です。

<ホームホワイトニングの流れ>
歯科医師がお口の中の診査を行います
次へ
むし歯や歯周病などがあれば、まず治療を行います。
次へ
マウスピース作成のための型取りを行います
次へ
PMTCで、ブラッシングでとれないような歯の汚れや歯石を除去します
次へ
歯型から作成したマウスピースをお渡しし、ホワイトニング剤の入れ方やマウスピースのはめ方などをご指導します。
次へ
ご自宅で、夜寝ている時間などを利用して、マウスピースを装着していただきます。マウスピースは透明で目立たず、会話をすることもできます。

コンビネーションホワイトニング
ホームとオフィスを併用するコンビネーションホワイトニングで、より白く輝く歯にすることもできます。それぞれの短所を補い、持続効果の長いホワイトニングを実現できます。期間や組み合わせ方についてはお気軽にご相談ください。

理想的な美しい歯、自然で若々しい口元を追求します

審美治療

審美治療は歯の白さや歯並びなどの美しさに焦点をあてた総合的な歯科治療です。清潔で美しい歯にすることは歯への意識を高め、見た目だけではなく、お口全体の健康にもよい影響をもたらします。さらに、口元の悩みが解消されたことで性格も明るく変わり、見違えるほどいきいきと魅力的になられる患者さんがたくさんいらっしゃいます。

自然さと機能性を兼ね備えた繊細な美しさにこだわります
見た目を改善しただけでは、本当の意味で美しさを実現したことにはなりません。当院ではむやみに歯を削るなど身体に負担をかけることはせず、お顔との調和を考慮した上で歯本来が持つ機能の向上や回復まで配慮し、白く美しい歯、自然な口元を実現する治療を行っています。単に歯の色や形だけでなく、咬み合わせやお口全体の調和、笑ったときの見え方や、お顔全体とのバランスなども配慮した審美治療を行います。

日進月歩で進展する審美治療を表参道でご提供します

審美治療は世界で今、最も注目されている分野です。欧米やブラジルなど歯や口元への意識が高い国々を中心に、様々な研究成果が発表されています。当院の二宮院長も、最新の医療を求めて国際的な学会や歯科イベントに参加する中で、世界の審美修復歯科の第一人者であるLuiz Narciso教授と出会い、2014年に大学に招聘され講演を行い、また世界のデンティストや研究者たちと意見交換を行い、切磋琢磨して治療技術を磨いてきました。

審美治療審美治療審美治療

その先進的な審美治療を、ここ表参道でご提供することができるのです。コンポジットレジンやラミネートベニアなどを駆使した審美修復はもちろん、ホワイトニングや必要に応じて矯正治療と組み合わせて、当院ならではの精度の高い治療をご提供しますので、ご期待ください。

より多くの方を幸せにする歯科治療を目指します
口元にコンプレックスをお持ちの方のお悩みは深く、審美治療によってきれいな口元になると、泣いて喜ばれる患者さんもいらっしゃるほどです。二宮院長は審美治療を通じて、多くの皆さまに美しい笑顔に自信を持っていただき、充実した毎日を過ごしていただきたいと考えています。

最新の研究成果や実績も重視しながら適切な素材をご提案します

審美治療歯科材料も進化を遂げ、世界では日進月歩で安定したよい材料が開発されています。当院では常に最新の情報を取り入れつつ、今までの実績やデータと比較して慎重に治療計画を立て、患者さんに適した治療をご提供したいと考えています。

●技工士、矯正歯科医との連携で幅広い審美治療に対応
歯科医療の進歩により、様々な材質の被せ物や詰め物が開発され、歯科技工の技術も目覚ましく進展しています。当院では優れた技術を持つ歯科技工士との連携により、限りなく天然歯に近づけた、より美しく仕上げる被せ物や詰め物をご用意しています。さらに歯並びに問題がある場合は、矯正歯科医との連携により矯正治療を組み入れることも可能で、幅広いご希望に対応することができます。

●金属アレルギーの方にも、当院の審美治療をお勧めします
むし歯を治療して削った部分には、金属の詰め物や被せ物を入れるのが一般的でしたが、見た目が気になるだけでなく、皮膚の異常や体の不調などの金属アレルギーを引き起こすこともわかってきました。当院の審美治療では金属は使わないメタルフリー治療を行っています。また、以前の治療で金属が口の中にある方、金属アレルギーが気になる方にもメタルフリー治療をお勧めしています。

当院の審美治療メニュー

オールセラミックオールセラミック
審美性・耐久性のある補綴の真髄と言われる補綴物です。自然なグラデーションが表現できるので天然歯に最も近く変色もありません。表面がつるつるで汚れがつきにくく、歯周病予防にも繋がります。金属を使用しないのでアレルギーの心配もありません。

ジルコニアジルコニア
人工ダイヤモンドとも言われる素材で、特に硬度が高いので咬み合わせの強い奥歯に適しています。金属を使用しないので金属アレルギーの心配がなく、丈夫さの点からも信頼性の高い素材です。

ラミネートベニアラミネートベニア
爪のような薄いセラミックを歯の表面に貼り合わせる補綴物です。削る量がわずかなので、痛みもなく麻酔もいりません。主に前歯の審美修復に向いており、歯をもっと白くしたい方や歯の形を整えたい方、すきっ歯が気になる方に適した治療法です。

セラミック治療で本当に前歯が美しく仕上がるの!?

前歯は見た目に影響を与え、その人の印象さえも変える部分です。前歯の色や形が整っていると健康的で明るく見えますが、くすんでいたりすると、不健康で暗い印象を与えます。前歯の見た目が気になると、人前に出た時に気後れするという方もいるようです。当院にも前歯が気になって相談に来る方が少なくありません。

下の写真の症例をご覧下さい。真ん中から2本目の歯は、オールセラミックで治療していますが、よく見ると隣の歯と色が微妙に違っているのがおわかりになるでしょう。

セラミック治療

進行したむし歯や再治療にオールセラミック治療を提案
当院でオールセラミック治療を提案するケースは限られていて、この写真のように、既にオールセラミックが入っている歯の再治療や、むし歯が進行して神経まで達している場合です。
上の写真の状態から当院のオールセラミック治療で、どのように変わるのでしょうか。みていきましょう。

セラミック治療で前歯が美しく仕上がる

当院の治療コンセプトは、削る量を抑えた低侵襲の治療です。全ての症例において、低侵襲を基準に治療法を検討します。前歯のような審美性が問われる治療においても、オールセラミックのような歯を大きく削る治療を第一選択に考えることは、ほぼありません。歯の状態や咬み合わせ等を十分に診断し、オールセラミックが必要だと判断した時に、初めてオールセラミックを提案いたします。

当院でオールセラミックを提案する症例は、主にオールセラミックが入っている歯の再治療や、進行したむし歯がある場合です。

下の写真をご覧下さい。真ん中から2本目の歯がオールセラミックで、色が微妙に違っていたので、当院でオールセラミックの交換治療をしました。

セラミック治療

元の被せ物が他の歯と色が大きく違っていて悩んでいましたが、周りの歯と見分けがつかないくらい自然な白さになりました。

歯を360度ぐるりと削るオールセラミックのリスク

歯を360度ぐるりと削るオールセラミックのリスクセラミック治療は、むし歯や歯周病の治療をした後、セラミック素材のかぶせ物や詰め物を装着して歯の機能や見た目を回復する治療です。

かぶせ物(クラウン)は二重構造からなり、内側と外側の素材がそれぞれ違います。オールセラミックとは、内側と外側の素材がセラミックでできている、かぶせ物です。素材自体に強度があり、天然の歯と遜色のない自然な色・艶を再現することができます。また咬み合う歯にも優しく清掃性にも優れているので、むし歯・歯周病になりにくく、お口全体の歯を長持させることができます。その一方で、歯を1.5~2.0㎜ほど削るため、歯にダメージがかかります。

歯を削る前にご相談ください
セラミックによる審美治療には、見た目の問題を改善するために4~6本の歯を一遍にセラミックのかぶせ物にしたり、セラミック矯正を提供したりすることがあります。こうした治療は、審美的な問題を短期間で解消できますが、歯を大きく削るため大きなリスクも伴います。歯を大きく削ってしまうと、後々、再治療が必要になった時、削る量がさらに増えてしまい治療が大変になるのです。とかく見た目だけが重視されがちですが、審美治療も歯科治療の一つ。長持ちさせることも重要です。

もし見た目の問題でオールセラミックを検討している方がいらしたら、歯を削る前に当院に相談にお越しください。正しく診断した上で歯に優しく長持ちする治療を提案いたします。

ラミネートべニアでほとんど削らずに前歯を美しく仕上げる

ラミネートべニアは、歯に板状のセラミックを貼り付ける治療法です。オールセラミックのかぶせ物のように歯を大きく削らなくてもすむので、神経に与えるダメージが少なく、歯に優しい治療です。

削る量を最小限に

ラミネートべニアの最大のメリットは、削る量を最小限に抑えることができることです。一般的な削る量は0.5㎜程度ですが、当院では症例によってはさらに薄く歯の状態に合わせて0.3㎜まで抑えることができます。削る量を抑えることで、健康な歯質と神経に与えるダメージが少なくなります。最初からオールセラミックを選択すると、再治療が必要になった時にさらに歯を大きく削ることになり、歯の状態によっては治療が難しくなります。ラミネートべニアでしたら、歯質が充分に残っているので再治療ができます。

ラミネートべニアで自然で美しい仕上がり
ラミネートべニアでどこまで美しく仕上げることができるのでしょうか。
下の写真をご覧下さい。前歯が不揃いでしたが、ラミネートべニアで見た目の問題を解消しています。

ラミネートベニア

患者さまの主訴は、「矯正せずに前歯を綺麗にする」ことでした。診断をしっかり行ってラミネートべニアにしたことで、最小限の介入でも最大限の結果をもたらすことができました。自然な形に仕上がり、患者さまも大満足です。

<ラミネートべニアが適している方>
・歯を大きく削らずに治したい方
・部分的に形が気になり、矯正をせずに治したい方
・歯の色だけが気になる方
・歯の形が気になる方

強度によって最適な素材を使い分けるこだわり
ラミネートべニアの素材として、ニケイ酸リチウムを主体としたプレスセラミックと、従来型の長石系のセラミックの二種類を用意しています。強度によって使い分けることで、欠けたり割れたりすることが少なく、長く持たせることができます。

歯科医院によっては患者さまに素材を選ばせる所もありますが、患者さまに適した素材を考えてお勧めするのが歯科医師の務めだと考えています。歯の形や咬み合わせなどを考慮した上で、患者さまにもっとも適した素材を提案するので、安心してお使いいただけます。

短期治療が可能!1~2週間で前歯が美しくなります!
治療では、あらかじめ歯の形をシミュレーションし、その上から歯を削って型取りをしてラミネートべニアをセッティングします。通常は1~2週間で治療が終わりますが、ホワイトニングも同時にする場合は、もう少し期間がかかります。

徹底したこだわりが完成度の高い技工物を生み出す

技工物を作る上で最も神経を使う部分が色と形です。少しでもトーンが違うとその歯だけ浮いてしまい、不自然に見えてしまいます。当院では、患者さまの要望を重視しつつ、本来ある歯の色や形を考慮しながら、色や形を決めていきます。微妙な色調整が必要ですが、納得できるまで調整を重ねていくので、違和感のない自然な歯に仕上がります。

国内技工所と提携!海外の技工所ともコラボ
国内の技工所のみならず、海外の技工所とも連携が可能です。事実、スイス、アメリカ、イタリアの技工所とのコラボ経験もあり、精度にこだわった技工物を提供しています。

ダイレクトボンディングでここまでできる!欠けた歯も美しく仕上がる

むし歯でもないのに、前歯が大きく欠けたり一部が欠けたりすると、どんな治療をされるのか不安ですよね。歯を大きく削ってかぶせ物を被せる治療をされると思っている方も多いのではないでしょうか?

当院では患者さまの歯をなるべく削らない治療を第一選択に検討します。
もちろん歯や咬み合わせによって変わってきますが、ダイレクトボンディング(コンポジットレジン)による、歯をほとんど削らない治療を積極的に提案しています。

ダイレクトボンディングは、主に小さなむし歯や歯の隙間等を埋める時に適応になりますが、当院では歯が大きく欠けた場合でも、ダイレクトボンディングで修復が可能です。

ダイレクトボンディング治療とは

ダイレクトボンディングとは、特殊な歯科用プラスチック樹脂(レジン)を歯に盛り付けて形成する、歯の修復法の一つです。歯の間にできた隙間を埋めたり、歯の形を整えたり、小さなむし歯の修復や変色した詰め物の交換などに適した、審美性の高い治療です。

下の写真をご覧下さい。大きく欠けた前歯が、ダイレクトボンディングでここまで美しくなりました。

ダイレクトボンディング治療

事故で前歯が大きく割れましたが、残っている歯をほとんど削らずに回復しています。ダイレクトボンディングを詰めた歯に強い力が加わると、欠けたり折れたりすることがありますが、前歯は力がかかりにくいのでダイレクトボンディングを選択しました。
大きく欠けていましたが、色も形も自然に仕上がっています。残っている歯と修復した歯の境界線がまったくと言っていいほどわかりません。隣接する歯と比べても、違和感がないことがわかります。

<ダイレクトボンディングのメリット>
●削らないから歯に優しい
最大のメリットは、歯を削らずにできるということ。状態によっては歯を削ることもありますが、その量はごくわずかなので、歯に優しい治療です。

●詰めた跡が目立たないから、美しく自然に仕上がり
使用するレジンは歯と同じ白なので、詰めた跡がほとんどわかりません。見た目も美しく、自然な状態に仕上がります。審美性の高い治療といえるでしょう。

●短時間でできる
型取り不要。その場で歯を形成するので、1日で治療が終わります。通院期間を短縮することができます。

科学的根拠に基づいて診断するから審美性・耐久性が高い!

当院では科学的根拠に基づいた診断をした上で、ダイレクトボンディングの適応可否を判断しています。診断の結果、適していないと判断した場合は、別の治療を提案させて頂きます。事実、以前、歯科衛生士の方がダイレクトボンディングによるむし歯治療を希望されましたが、診断の結果、治療をお断りしたことがありました。

当院が考える化学的根拠とは、歯の状態や歯の位置、咬み合わせ、お口全体の状態、その方の年齢や健康状態なども含まれます。これらを総合的に判断した上で、その方に適した治療を提案いたします。

ダイレクトボンディングで治療ができると思っている方が多いようですが、年齢や口腔内の状態によって、適応が難しいケースもあります。その場合は時間をかけて理由を説明した上で、別の治療法を提案いたします。納得できるまできちんと説明しますので、ダイレクトボンディングをご希望の方は、まずは、ご相談下さい。

<ダイレクトボンディングが適している方>
・前歯に小さなむし歯や欠けがある方
・歯と歯の間にある隙間を目立たないようにしたい方
・小さなむし歯がある方
・以前、詰めたインレーを白くて目立たない歯にしたい方

ブラジル、イタリア等でダイレクトボンディングを研修

院長ダイレクトボンディングは、患者さまにとっても歯にとっても優しく、デメリットのない治療です。敢えてあげるとしたら、高い技術力が求められるということです。

当院/院長は、ブラジル、イタリア等でダイレクトボンディングの研修を受け、世界水準のダイレクトボンディング技術を身につけました。また、グローバルなスタディグループ【Bio-Emulation:バイオエミュレーショングループ】に所属。所属メンバーは世界的なトップデンティストです。そうした環境に身を置くことで鍛錬し、ダイレクトボンディング技術に磨きをかけてきました。

自然な色合いに仕上げるコンポジットレジン
コンポジットレジンを使って治療をすると、レジンと歯の色が微妙に違うことがあります。当院では、レジンの色を歯の色と合わるので詰めた跡がわからないほど自然に仕上がります。

院長が所属する【Bio-Emulation:バイオエミュレーショングループ】は、世界から注目されているグループで、こうしたバックボーンが、難しいレジンの色調整を完璧に仕上げることができるのです。

先進諸国では使わない!?有害物質「パラジウム」

パラジウム日本の保険制度では、詰め物の素材として、パラジウムを含む金属を使用しています。日本では当然のように使われているパラジウムですが、スウェーデンを始めとするヨーロッパの先進諸国では、身体に害を与える有害物質にあげられていて、現在ではほとんど使われていません。

体に優しい素材が歯を長持ちさせる
当院では、保険適用の金属のインレー(詰め物)を使わずに、身体に優しい素材だけを使用しています。
保険のインレーは、寿命が思いのほか短く、将来的にやり直しの可能性がでてきます。当然、削る量もさらに増えて、歯を大きく削らなければなりません。また、長期にわたり使用すると、パラジウム等が体内に蓄積されて、アレルギーを始めとする健康被害が現れる可能性も否定できません。むし歯や歯周病になりにくくいので、歯を長持ちさせることができ、審美的にも美しく仕上がります。こうした体に優しい素材を使った治療も、当院が考える低侵襲な治療の一つです。

歯周病の治療や予防はすべての歯科治療のベースになります

歯周病治療

歯周病とは、歯と歯肉の間にある歯周ポケットで菌が繁殖することにより歯肉に炎症を起こし、徐々に歯を支える骨や組織を溶かしていく病気です。歯周病初期は症状に気づきにくく、歯ぐきの腫れ、口臭、歯のぐらつきなどの自覚症状を感じる頃にはかなり進行しており、そのまま放置すると歯を失う可能性があります。日本では成人の5人に4人が歯周病にかかっていると報告されています。

当院では審美治療を始め、インプラントや入れ歯治療、矯正治療においても、まず歯周病検査を行い、歯周外科治療も含めた適切な治療を行います。その後は正しいお手入れ法のアドバイスと定期的なメインテナンスでお口の中をコントロールします。歯周病治療を行い歯ぐきや口腔内を健康にすることで、審美治療やインプラントも美しさや機能性を実現し、維持することができます。

まず歯周病の原因やリスクを見極め、正しい処置を行います 

歯周病治療歯周病のそもそもの原因は歯周病細菌です。歯の表面にはプラーク(歯垢)というネバネバした細菌の塊が付着しており、このプラークが歯にこびりついてヌルヌルした膜のようになった状態のものをバイオフィルムといいます。バイオフィルムには無数の歯周病細菌が存在し、この歯周病細菌の出す毒素が歯周病の発生や進行に大きく影響します。また、これらを放置するとやがて石灰化して歯石になります。歯石は細菌の温床となり、更に毒素を出し続けて歯周病を進行させます。

精度の高い治療と予防でプラークコントロールを徹底
実際の診療では、まずLeica社製医科用マイクロスコープで詳しく歯周ポケットの中を観察し、レントゲンで歯槽骨の状態を確認します。さらに歯の動揺を慎重にチェック、咬み合わせなど口腔全体のバランス、歯ぐきの検査等も行い、必要に応じて歯周病菌の細菌検査を行います。治療の際もLeica社製医科用マイクロスコープを使って歯石を徹底的に除去し、必要に応じて外科的な処理を施すこともあります。

歯周病は感染症であり生活習慣病であるため、悪くなった部分だけを治せばよいというものではありません。当院では原因やリスクを見極め生活習慣までを考えた、お口の中全体の健康を視野に入れた総合的な治療と、患者さん一人ひとりのプラークコントロールを徹底し、生活習慣なども考慮したきめ細かい歯磨き指導を行い、再発を予防します。

全身の健康にもかかわる歯周病

全身の健康にもかかわる歯周病歯周病と糖尿病には深い因果関係があることが明らかになっています。糖尿病にかかると細菌感染しやすくなるため歯周病も進行しやすくなり、逆に歯周病治療によって血糖値が改善することもわかっています。糖尿病と診断された方は、歯周病にも気を付けることが必要なのです。

また歯ぎしりや食いしばりは歯周組織に過度の負担を与え、歯周病の進行を促進させることがあります。ご両親や兄弟姉妹が早く歯を失っている場合は、歯周病にかかりやすい体質と考えられますし、10代、20代でたびたび歯ぐきが腫れる場合は、特殊な歯周病細菌に感染している可能性もあるので注意が必要です。歯周病はお口の中だけでなく全身の状態を含めた広い視野で診ることが必要です。

タバコも歯周病のリスクになります
タバコを吸っていると血行が悪くなり、栄養が充分に行き渡らないため、細胞の免疫力が低下して歯周病にかかりやすく進行も早まります。喫煙期間が長くなると歯ぐきの色が自然なピンク色から黒っぽく変わり、炎症に気づくのが遅れがちになります。スモーカーの方は、むし歯がなくても定期検診やメインテナンスを受けることが大切です。もちろん、歯やお口の健康のためにも禁煙をお勧めします。

歯周病の進行と治療の流れ

軽度歯周病歯周病の進行と治療の流れ
【症状】
歯と歯肉の間の歯周ポケットと呼ばれる部分にプラーク(歯垢)がたまり、そこに細菌が繁殖して初期の歯周病となります。歯肉が軽く腫れたり、出血することもあります。
【治療法】
まだ初期の段階ですので、歯科衛生士によるブラッシング指導と数回のクリーニングで改善できます。

中等度歯周病歯周病の進行と治療の流れ
【症状】
口臭や出血もあり、歯石もかなり目立つ状態。歯周菌によって骨が後退を始め、歯周ポケットも深く、歯がぐらついた状態になります。
【治療法】
歯の表面や歯周ポケットの歯石を取り、歯肉の状態が改善された段階で再検査を行います。歯周ポケットの奥まで歯石が付いている場合は、外科手術が必要な場合もあります。

重度歯周病歯周病の進行と治療の流れ
【症状】
歯肉が化膿して真っ赤に腫れ、骨もかなり破壊され後退しています。歯のぐらつきも大きく、かなり危険な状態です。
【治療法】
症状によっては歯周外科で治療する必要があります。治療しても改善がみられない場合、抜歯となります。

当院の歯周病治療メニュー

スケーリングとメインテナンス
歯の表面に付着した歯垢や歯石を除去します。表面がざらざらしている歯石を取り除くことで、プラークが付着しにくい状態にして歯周病を改善していきます。歯石は一度除去してもしばらくすると再形成されますので、歯石の付き方により通院間隔をご案内します。

歯周ポケット搔爬(そうは)術
歯肉に麻酔をして、歯周ポケットの中の歯垢や歯石を除去する手術です。歯周ポケットの深さが3~5mm程度の比較的軽度の場合に行う治療法です。

歯肉切除
歯肉が腫れ上がっている場合に行う手術です。患部の歯肉を切除し、縫合して歯周病の進行を防ぎます。比較的簡単な手術ですので短時間で終わります。歯肉を切開して歯槽骨から剥離することで露出した歯根の歯垢や歯石の除去、歯槽骨の清掃、ダメージを開けた歯肉などの組織を除去し、歯肉をもとの健康な状態に戻します。これは重症の場合に適した治療法です。

再生療法
重度の歯周病になると切除療法やクリーニングでは回復が難しいケースが多いため、少なくなった骨を再生し歯周病の進行を食い止める再生療法を行います。主にメンブレンと呼ばれる人工膜を患部に取り付けて骨の再生を図るGTR法や、歯根面にタンパク質のゲルを塗布し骨の再生を促すエムドゲイン法などがあります。

根面被覆術
歯肉が下がり歯根面が露出した部分に、他の歯肉を移植し被覆する手術です。審美面の回復はもちろんですが、歯根面が露出していることで起こる知覚過敏を改善するために行われます。

歯槽堤増大術
歯を失った部分を放置していると骨が吸収され歯ぐきの形も変わってきます。その状態で新しい人工歯を入れると審美的な問題が出てくるため、人工的に骨を増やす手術を行い、審美的にも美しい見た目を獲得することができます。

綿密な診査・診断で歯ぐきのラインを美しくする歯周病治療

歯ぐきのラインを美しくする歯周病治療歯周病治療は、歯周病でダメージを受けた歯ぐきを回復する治療です。初期段階の歯周病でしたら、以前のような引き締まった歯ぐきを取り戻すことができますが、進行している場合、往々にして見た目が悪くなりがちです。

歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶けて歯ぐきが下がってしまいます。そのため、歯周病治療を終えると歯ぐきが長く見えてしまうのです。当院ではそれを回避させるために診査・診断を徹底。患者さまの口腔内全体や、歯ぐきの状態、顔貌を正確に診査・診断し、歯ぐきのラインを美しく見せる効果的な歯周病治療を提案いたします。

歯周病治療と歯肉移植・かぶせ物治療などを併用して歯ぐきのラインを美しく整えます。部分矯正やインプラントを平行することで、咬み合わせをよくして長持ちする歯を作ります。精密な診断・診断と高度な治療で、お口の健康と歯ぐきのラインの美しさを取り戻しましょう。

痛みが少ないスケーリング

痛みが少ないスケーリング歯周病治療を終えると、歯肉の状態が改善されて、お口全体が健康になります。その状態を維持するためには、その後のお手入れが大切です。当院では、定期的なメインテナンスを提案しています。

メインテナンスでは、スケーラーと呼ばれる専用器具を使って、歯の表面や歯周ポケット内にたまっているプラークや歯石を取り除きます。使用するスケーラーには手持ちの金属製の物と、超音波装置の二種類があります。一般的には金属スケーラーが使われますが、処置中に痛みがありメインテナンスを嫌がる方も少なくありません。

当院では超音波装置を導入し、痛みの少ないクリーニングを行っています。超音波装置は、超音波の振動で汚れを除去する装置です。超音波の力で歯石だけを粉砕するので、痛みが非常に少なく、歯石を確実に取り除くことができます。ストレスがほとんどないので、ゆったりした気持ちで施術を受けていただけます。

Leica社製医科用マイクロスコープとラバーダムを使った精度の高い根管治療

精度の高い根管治療

重度のむし歯治療の中で何度も歯科医院に通い、細い金属の器具を歯の内側に何度もグリグリと差し入れては引き抜くというプロセスを経験されたことがありませんか?それが歯の中にある歯髄という組織に病気が生じた場合に行う根管治療(歯の根の治療)です。

従来、根管治療は患者さんのむし歯の痛みや違和感などの症状が消えて、薬を詰めた後のレントゲン写真がきれいに撮れれば完了とされてきました。しかし、歯の根はとても複雑な形をしているため、肉眼に頼った治療だけでは精度の高い治療は難しく、痛みが残ったり、すぐにむし歯が再発したりすることが少なくありません。実例として約4割が再治療となり、やがて抜歯になるという報告もあります。

当院ではLeica社製医科用マイクロスコープと感染を防ぐラバーダム防湿を使い、再発を防ぎ、可能な限り歯を残す精密な根管治療を行います。

Leica社製医科用マイクロスコープが根管治療を画期的に進展させました

マイクロスコープ肉眼に頼った治療だけでは、時間をかけて歯の根の治療を行ってもなかなか症状が良くならない場合があります。しかしLeica社製医科用マイクロスコープを使うと歯の内部の構造や状態などをミクロレベルで確認することができます。肉眼では発見できなかった原因も判明し、治癒へと導くことも可能になり、より精確・精密に、そして安全に治療を行うことができるのです。

Leica社製医科用マイクロスコープや接着歯学の進展、歯科用CTの登場により、従来は抜歯と診断された破折歯(クラックが存在する歯牙)を残す治療も可能となりました。術後の痛みも非常に少なくなり、精確・精密に処置できることから治りも早く、審美的な状態を維持回復できるのです。

緻密な根管治療を行うための高度な設備、器具を使用します

ニッケルチタンファイル当院では、歯科用マイクロスコープより高いランクのLeica社製医科用マイクロスコープを使用します。歯科用に比べアームの性能が高く機動性が高いため、より精密な治療が可能です。また体への親和性の高いニッケルチタンファイルを使用して、問題となる原因物質をきれいに取り除きます。そして欧米の根管治療の専門医が使用するものと同じ薬剤を使用し、徹底的な消毒をした後に薬を詰めることで飛躍的に治療成績を向上させています。

また1本の歯の治療に1時間から1時間半かけて集中的な治療を行うので通院回数も1〜2回で済みます。他院の根管治療で、歯の一部に穴が開いた場合(バフォレーション)など難症例にも対応することができます。

根管治療時にはラバーダム防湿を徹底していますラバーダム防湿
ラバーダム防湿とは、唾液や細菌などから歯を隔離し、患部への細菌侵入・修復物の誤飲を防ぐゴムのマスクのようなものです。当院ではラバーダム防湿を徹底し、根管治療時の感染や組織損傷、誤飲を確実に予防します。

当院の根管治療の流れ

1.ラバーダム防湿を行い、見える範囲のむし歯を削る
次へ
2.Leica社製医科用マイクロスコープで確認しながら細菌に汚染された歯髄を除去
次へ
3.消毒液を注入して根管の中を徹底的に消毒する
次へ
4.根管充填を行い根の先端まできっちり薬を入れる

マイクロスコープを用いた歯科治療

精密顕微鏡治療根管治療の水準が高いアメリカやヨーロッパでは、マイクロスコープによる治療が日常的に行われ、日本でも治療精度を求める歯科医師はマイクロスコープを使った歯科治療を行うようになってきています。

しかしながらマイクロスコープを使ったからといって、必ずしも治療が上手くいくとは限りません。マイクロスコープの操作は難しく、また細菌などの微生物まで確認することはできません。 根管治療は細菌に対するコントロールをしっかり行った上で、高い技術力を持った歯科医師がコンセプトを守りながら治療することが重要になってきます。

「根管治療を受けたが痛みや違和感が残る」「むし歯がよく再発する」という方は、ぜひ当院にご相談ください。

歯を守り、再発を防ぐ精密なむし歯治療

精密なむし歯治療

多くの方が思い浮かべられる歯科の治療と言えば、むし歯の治療だと思います。むし歯治療は歯科診療の基本ですが、歯科医療の進展によって「痛い」「削って詰める」というイメージのあったむし歯治療が画期的に変わっていることをご存じでしょうか。

現在では、マイクロスコープ(顕微鏡)を使って患部を見極め、ほとんど痛みを感じることなく必要最小限だけ取り去り、再発を防止する精度の高い治療が可能になってきたのです。そして口腔内のメカニズムやむし歯の原因、リスクも明らかになり、そもそもむし歯を作らないようにする予防治療も進んできています。

歯と体に負担を与えないバイオエミュレーション(生体模倣し、歯の構造に適し生体にあった材料を使用する)の治療

二宮院長の所属するバイオエミュレーショングループでは、歯や体への影響をできるかぎり軽減する、進化したむし歯治療の研究に取り組んでいます。当院は、2022年現在バイオエミュレーションの考え方と技術を実践した治療が受けられる都内唯一の歯科クリニックでもあります。先進的な検査システムや診療機器を導入し、再発を防ぐ精度の高い治療を行い、むし歯になるリスクを軽減し、大切な歯を守るカリエスコントロールを目指します。

コンポジットレジンによる修復治療
バイオエミュレーションのむし歯治療の特徴は、Leica社製医科用マイクロスコープを使い患部だけを取り除く、できるだけ歯を削らない精度の高い治療であること、質にこだわったコンポジットレジン修復を行うこと、金属製の補綴物を使わないメタルフリー治療であることです。

当院で特に力を入れているのがコンポジットレジンによる修復治療です。コンポジットレジンを使うことにより、患部を削る量をさらに最小限に抑えることができ、安定した咬み合わせと自然な白さを復元することができます。

<コンポレットレジンとは>
従来、奥歯などの治療は金属製の詰め物が主流でした。これに変わって使われるようになったのが、白いプラスチック樹脂の修復用素材、コンポジットレジンです。「CR接着修復法」と呼ばれる治療で、歯を削ったあとの修復や歯が欠けている部分の修復などにも幅広く使われています。最近は、接着性能の高い接着性レジンが開発されていますが、接着には高い技術が求められるため、その仕上がりは歯科医師の腕に左右されると言われています。

Leica社製医科用マイクロスコープで再発を防ぐ治療

医科用マイクロスコープ当院では全症例でLeica社製医科用マイクロスコープを使い、むし歯菌に感染した患部だけを精密に取り除きますので、患部を残すことなく削る部分をできるだけ少なくすることができます。またレントゲンではわかりにくいむし歯の様子を、マイクロスコープ動画で見ていただくことによって、患者さんにもお口の中の状況を理解していただき、治療や予防への意識を高めていただきます。

治療部位の感染を防ぐためにラバーダムも使用
むし歯になりやすい方の唾液には多くのむし歯菌が含まれています。治療中に唾液が患部にかかってしまうと再び感染し、被せ物をしてもその下でむし歯が発生することがあります。そこでリスクの高い患者さんの場合、唾液がかからないようにラバーダム防湿というマスクのようなカバーをつけて治療しています。精緻な治療によって限りなく再発を防止します。

精密顕微鏡治療へ

むし歯の進行度と治療法

Co(初期う触)CO
【症状】
歯の表面が薄く溶けて白く濁り透明感が無くなります。むし歯が始まったばかりの状態です。
【治療法】
この段階では削ることはせずに再石灰化を促す治療を行います。また予防対策としてフッ素塗布を行い、正しい歯磨き方法を指導し、ホームケアを徹底していただきます。

C1(エナメル質う触)C1
【症状】
むし歯菌によって表面のエナメル質(硬い部分)が溶け始めた段階です。エナメル質には神経がないため痛みが無く、自覚することはできません。
【治療法】
この段階でもできるだけ削らず、再石灰化を促し自然治癒を目指します。また予防対策としてフッ素塗布を行い、正しい歯磨き方法でホームケアを徹底していただきます。

C2(象牙質う触)C2
【症状】
むし歯菌がエナメル質の下にある象牙質まで溶かしてしまった状態です。むし歯が歯髄(神経)に近づくにつれ、冷たい物がしみるなどの自覚症状が出てきます。
【治療法】
むし歯菌に侵された象牙質の部分を精密に除去し、コンポジットレジンで修復します。

C3(神経まで達したう触)C3
【症状】
むし歯菌がエナメル質と象牙質を溶かして、歯髄(神経)まで達した状態です。激しい痛みを感じることが多く、神経が壊死してしまった場合は、膿が出たり歯ぐきが腫れたりします。
【治療法】
歯髄(神経)をとり、むし歯菌に感染した根をきれいにし無菌化する根管治療が必要となります。その後、セラミックなどで被せ物や詰め物を作成し装着します。

C4(残根状態)C4
【症状】
歯の頭の部分(歯冠部)はなくなり、歯根だけが残っている状態です。歯髄はもうすでに死んだ状態ですので激しい痛みは感じなくなります。歯根の先に膿がたまることもあります。
【治療法】
抜歯の可能性が高いですが、治療できる歯質が残っていれば根管治療を行い、被せ物を装着します。歯を残すことができない場合は、抜歯して入れ歯やインプラントなどの治療を行います。

清潔環境で治療を行います

万全の衛生管理・滅菌対策

感染対策や滅菌システムは患者さんには見えない部分であり、ともすれば軽視され後回しにされがちなところです。しかし緻密で安全な歯科治療を実現していくためには最も重要であり、歯科医師の診療姿勢が顕著に表れるところでもあるのです。

高水準の滅菌システムを導入
当院では、感染対策は歯科治療の基本であると考え、確実に滅菌を行える設備を導入しています。滅菌システムには、世界的に「あらゆる細菌を確実に死滅させられる」と認められている高圧蒸気滅菌システムを導入しました。直接、歯や歯ぐきに接しない器具の内部にも唾液や血液は付着することもあります。だからこそハンドピースまで1本ずつ徹底的に滅菌できるシステムで、患者さんにも私たちスタッフにも安心な清潔環境を実現しています。

院内のすみずみまで清潔意識を行き届かせています
患者さんが使用する紙コップやエプロン、ドクターや歯科衛生士が使う手袋、注射針などは1回の治療ごとに使い捨てるディスポーザルタイプを使用し、院内感染を防止しています。治療が終わったあと、診療ユニット周りの清掃も毎回欠かさず行います。スタッフ全員が院内のすみずみまで意識を働かせ、清潔を保っておりますので、ご安心ください。

KaVo社提携歯科医院として新しい医療機器を設置

KaVo社提携歯科医院KaVo社は、歯科先進国と言われるドイツの医療機器メーカーで、信頼性の高い企業です。当院は、KaVo社提携歯科医院として、レベルの高い診療ユニットを導入しています。精度の高い治療を実現する高い機能性と、患者さんへの負担を軽減する快適性で、適切な治療をご提供することができます。

すべての処置に対して痛みがないのが当然と考えています

痛みや負担の少ない治療

二宮院長の所属するバイオエミュレーショングループは、歯や体に対する低侵襲な歯科診療をテーマとしています。当院でも歯を守りお口全体を守るために、最もリスクの少ない方法を見極めご提案します。そして治療にあたっては、患者さんにできるだけ痛みや不安、負担を与えないことを心がけています。

常に痛みに配慮した治療を心がけています
痛みに弱い方は歯科治療の際の麻酔注射の最初のチクッとした痛みや、薬液を注入するときのズーンとした痛みが苦手なようです。そこで当院では、表面麻酔を塗ってから極細の注射針を使いますので、チクッとした痛みを抑えることが可能です。麻酔液のカートリッジは人肌に温めることで冷たさを感じないように配慮しています。

実際に注射をする際は、歯ぐきの表面を少し引っ張り、患者さんの呼吸のタイミングに合わせて刺入するなど、痛みに配慮したテクニックを駆使します。二宮院長は今まで患者さんに「痛い」と言われたことがほとんどありませんので、痛みに弱い方も安心して治療を受けていただけます。

患者さんとの信頼関係を重視しています

患者さんとの信頼関係痛みの感じ方はとても微妙なものです。歯科治療に対する恐怖や不安を解決せずに治療を受けると、実際よりも痛く感じる方が多くなります。そして、歯科治療は痛いものと感じて、さらに歯科医院が苦手になるという悪循環になりがちです。そこで当院では、カウンセリングやコンサルテーションに時間をかけることで患者さんの不安を取り除き、安心して治療を受けていただけるように配慮しています。

また患者さんが緊張されないように、治療前や治療途中、そして治療後も適切にお声かけをすることを心がけています。どんな些細なことでもお話いただき、安心して治療を受けていただければ痛みも軽減できると考えています。

歯科治療が苦手な方には、静脈内鎮静法を使うこともできます

静脈内鎮静法患者さんに、より安全に快適に安心してゆったりと治療や手術を受けていただくために、インプラント埋入手術や骨移植手術などの外科手術の際や、どうしても歯科治療が苦手という方には静脈内鎮静法を行っています。

一般に歯科で行う麻酔は歯ぐきに直接麻酔を行い、患部1箇所に作用させる局所麻酔が主流です。それに対して静脈内鎮静法は、点滴で血管内(静脈内)に鎮静薬、向精神薬を少しずつ投与していく麻酔方法です。全身麻酔のように完全に意識をなくすのではなく、お酒を飲んでほろ酔い加減になった時のような、少しボーっとした状態になります。静脈内鎮静法で治療を終えた患者さんは、「痛みも感じず、思った以上に楽だった」と言われます。

静脈内鎮静法の際は、心電図や血圧計といった生体モニターを使用し、治療や手術中の健康状態を常に確認しながら、安全に治療や手術を進めます。手術が終わった後はしばらく休んでいただき、意識がはっきりしてから歩行運動などのチェックをした後、帰宅していただきますのでご安心ください。親知らずの抜歯、歯科恐怖症の方、嘔吐反射が強い方にも適していますので気軽にご相談ください。

あなただけのオーダーメイドの治療をご提供します

オーダーメイドの治療

患者さんのご希望、歯やお口の中の状況、体質、生活スタイルなど、歯科治療に求められる条件は千差万別です。仮に同じ進行度のむし歯であっても、治療が同じとは限りません。適切な咬み合わせや機能性、審美性を考慮し、お口の健康を維持管理しやすい環境を整え、患者さんのライフスタイルを長期的に支えるためには、患者さん一人ひとりに合わせた治療が必要です。

そのために当院では、患者さんの症状や口腔内の状態だけでなく、ご要望やライフスタイル、ご予算などの条件もきちんとお聞きしたいと考えています。

患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案
さらに患部やお口の中の状態をしっかり確認してから、経験と知識から考えられる限りの治療方法を選び出し、丁寧にご説明します。気になることは何でもご相談いただき、納得していただいた上で、患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療をご提案していきます。

患者さんに納得していただける妥協のない治療を

オーダーメイドな治療不安なく治療を受けていただき、満足していただくためには、患者さんご自身のご理解やご納得が欠かせません。そのため、わかりやすい画像などを見ていただきながら、説明を進め、適切なプランを選択していきます。当院の考えを押しつけるようなことはしませんので、ご安心ください

さらにオーダーメイドにふさわしく、完全個室でお一人最低1時間以上の治療時間を確保し、プライバシーを守りながら落ち着いて治療を受けていただきます。そして保険診療の枠にとらわれず必要な時間と手間をかけ、質にこだわった材料や機器を駆使し、妥協のない治療を行います。

Leica社製医科用マイクロスコープを駆使した治療で再発を徹底予防

再治療のない治療

治療後にむし歯や歯周病が再発し、患者さんがまた痛い思いをされたり悩まれたりすることは、歯科医師としてとても辛いことです。当院では、治療を繰り返さないことは私たちの大きな使命と考え、再発を防ぐことに最善を尽くしています。

むし歯や歯周病の原因となるリスクや生活習慣にもアプローチ
治療に際しては、Leica社製医科用マイクロスコープを駆使して精緻な治療を行い、むし歯菌に感染した部分や、歯周病の原因となるプラークを徹底的に取り除きます。お口の中の状況を正確に把握し、また食生活や生活習慣をよくお聞きすることで、どのようにむし歯や歯周病ができてしまったのかを追求し、リスクを取り除きます。

そして、お口の状態の健康を維持していただくために、定期的な検診とメインテナンス、ご家庭でのホームケア指導にも力を入れています。歯の病気は再発するものという今までの常識を払拭し、完治を目指したいと考えています。

むし歯や歯周病はどうして再発するのかご存じですか?

再治療のない治療むし歯と歯周病のそもそもの原因は、唾液の中にある細菌の感染です。そこに食生活や生活習慣、体質などが複雑に関わって発生します。再度治療しても食生活や生活習慣が変わらないと、また再発を繰り返すことになります。

再発を防ぐためには患者さんの努力も必要です
歯科衛生士の指導に従って、ご家庭での歯磨きやお手入れに取り組んでいただき、定期検診やメインテナンスに通院していただくことも重要です。一度治療したら二度と再発させないために、私たちと共に予防に取り組んでいただきたいと考えています。

疑問や不安を解消し、治療方法を導き出します

コンサルテーション重視

ニノデンタルオフィスでは、初診時のカウンセリングと治療内容をご説明するコンサルテーションを重視し、患者さんのお気持ちに寄り添い、お話をじっくりうかがって選択肢をご提供したいと考えています。

歯科治療では患者さんとのコミュニケーションの中から理想をお聞きし、それを共有することが大切です。お互いにゆっくり時間をかけて話し合いながらベストな治療を共に見つけ出していきます。それが当院の診療スタイルであり目指す歯科医療です。

プライバシーに配慮した空間でお話をじっくり伺います

コンサルテーション実際の診療の流れでは、初診時にまず患者さんに対する徹底的なカウンセリングを行います。治療室は完全個室ですので、お悩みはもちろん費用や治療期間などのご質問や不安も安心してお話していただけます。ご相談内容を他の人に聞かれたり、検査や治療中のお顔を見られる心配もありません。

お話を伺ってから、必要に応じて口腔内の写真撮影やレントゲン撮影、各種検査などを行います。お口の中の状態はご自身にはわかりにくいものです。そこで撮影した口腔内写真やLeica社製医科用マイクロスコープによる動画をお見せしながら詳しい説明を行い、患者さんにも患部の状況を理解していただきます。

患者様にとって、より適した治療法を選択していただくために
治療の選択肢は一つとは限りません。コンサルテーションは、お口の中の状態を丁寧にご説明し、治療の選択肢、それぞれのメリットやデメリット、治療期間や治療費などについてわかりやすくご説明するための場です。将来を見据えたお口の健康維持のためには、治療前のコンサルテーションこそが大切だと考えています。

さらにインフォームドコンセント(説明と同意)を重視し、必ず納得し同意していただいてから治療を始めます。

一人ひとりに時間をかけて

価値ある治療

臨床研究の集大成と考えてきたブラジルでの歯科の祭典"Revista Clinica"におけるプレゼンテーションが成功裏に終わり、いよいよ自らのクリニックで目指す歯科治療を思う存分提供したいと考えた時、二宮院長は表参道での開業を選びました。ファッションやアートが集まる表参道。美しさや健康に対する意識の高い人々がつどう洗練された街であるからこそ、二宮院長の歯科治療が理解されると考えたからです。

快適に整備された院内環境の中で
この表参道の「ニノデンタルオフィス」では、二宮院長の得意分野である審美修復や根管治療、歯周病治療、インプラントなど多様な分野の理想的な歯科治療を目指します。快適に整備された院内環境の中で、一人ひとりに時間をかけて、患者さんのご希望に沿った治療をご提供します。

歯を残す、なるべく削らない抜かない低侵襲の治療
二宮院長は、低侵襲の治療を目指す【Bio-Emulation:バイオエミュレーショングループ】に所属しています。審美修復治療や歯周病治療、インプラント、根管治療、包括的な咬合再構成まで、歯や体にとってよりよい治療を目指します。

自由診療と保険診療は具体的にどう違うのでしょうか【保険診療との違い】

保険診療との違いについて「前歯は保険が効かない」「よい材料を使うのが自由診療」
そんなイメージをお持ちではありませんか。自由診療と保険診療の違いは「治療する部位や、詰めたり被せたりする材料の違い」という誤った認識が広まっているようです。

もちろん治療部位や使用する材料などに違いがあるというのは事実ですが、自由診療と保険診療では、治療に携わる歯科医師の技術やキャリア、治療にかける時間やプロセスが違うことが最も重要な点なのです。是非このことを皆さまに知っていただきたいのです。

日本の保険制度には、長所と短所があります

日本の医療制度は、国民のほぼ全員が加入し国民の誰もがいつでも医療施設を受診できるということから「国民皆保険制度」と言われています。これは世界的に見てとても優れた制度で、その恩恵を受けて日本人の平均寿命は世界的にも常に高いレベルで維持されてきたのは事実です。

歯科の分野においても、この制度が作られた昭和30年~40年代は、むし歯に悩む多くの国民が救われました。安価な治療費で最低限の痛みを止める『治療』が受けられたからです。歯の神経を抜く『治療』も、歯を抜く『治療』も、その後入れ歯を作る『治療』もすべてこの保険内で行うことができました。

その一方、こうした『治療』ではむし歯が再発したり、詰め物や被せ物が外れたりすることは「よくあること」と受け止められてきました。同じ歯を5回再治療すれば歯の傷は大きくなり、その歯は抜かなくてはならなくなると言われるように、多くの人は歯をなくし、高齢者は入れ歯になることが当たり前になっていたのです。

歯を守るために何よりも必要な予防は、保険診療では行えません
歯科医療の進展に伴い現在では、むし歯を削ったり歯周病が悪化し歯を抜くことより、むし歯や歯周病にならないよう予防することが重要であることが明らかになりました。にもかかわらず、これら予防処置のほとんどは保険診療で行うことができません。いまだに歯科の保険診療では、歯を削って詰めること、痛くなったら神経を抜くこと、だめになった歯を抜いて入れ歯を作ることなど、これらが『治療』と呼ばれているのです。

保険診療との違いについて入れ歯はよく眼科のメガネに例えられますが、眼科ではメガネ治療とは呼びません。それは、あくまで弱った視力をメガネで補う機能回復であり、裸眼視力を直接治す近視治療とはあきらかに異なるものだからです。入れ歯も『治療』と言われていますが、失われた歯の咀嚼能力を補うための機能回復であり、決して本来の【歯科治療】ではないのです。

真の意味での治療行為であるならば、病気が文字通り治らなければならないはずです。歯を削って詰めてもまた隙間からむし歯が再発するようでは治ったことにはなりません。歯周病でぐらぐらになってしまった歯を抜くことは、当然治す行為ではなく、これを『治療』とは言えないはずなのです。

自由診療だから実現する、本来の歯科治療をご提供します

当院では患者さん一人ひとりに、自分や自分の家族が受けたい歯科治療をご提供したいと考えています。それは、従来の保険診療のような必ずしも『治療』と呼べないようなものではなく、一度治した歯がずっとよい状態で長持ちし、お口の中のよい状態を維持できるような、本来の【歯科治療】です。だからこそ、当院は自由診療専門としました。

咬み合わせ治療と最良の材料による精密な治療を組み合わせます
保険診療と自由診療では、確かに使用する材料に大きな違いがあります。保険診療で使用されている金属やプラスチックの材料は、口腔内で腐食したり、細菌(プラーク)が付着しやすくなります。また、金属は全身にもさまざまな影響を与える金属アレルギーの原因にもなります。

保険診療との違いについて自由診療では、ノンメタル(メタルフリー)材料であるセラミックスを使うことができ、腐食や細菌付着がしにくく、金属アレルギーの心配もないので、長期間にわたり歯も歯ぐきも良好な状態を保つことができるのです。

また、咬み合わせが悪い場合に保険診療の硬い銀歯を詰めてしまうと、咬み合う反対側の歯が欠けたり割れたりしやすく、結果的に大切な歯を傷めてしまうことにつながります。セラミックスを使った治療の場合、咬み合わせが悪いと患者さんご自身の歯ではなくセラミックスの方が欠けてきます。そのため、ノンメタル(メタルフリー)修復治療では、精度の高い咬み合わせ治療と、患者さんそれぞれの歯質に応じた材料の選択を慎重に行うことが必須となります。

そこで当院では口腔全体を守る、咬み合わせ治療と組み合わせた質の高いノンメタル(メタルフリー)での修復治療を基本に、患者さんに適した治療をご提供していきたいと考えています。

部位や材料よりも、必要な時間やプロセスをかけるのが自由診療です

保険診療では『時間』に対する評価はありません。 1本の歯のむし歯治療に1時間じっくりかけた場合と10分で済ませた場合でも、その治療費はなんと同じなのです。しかも、『診療技術のレベル』に対する評価もなく、何十年のキャリアがあるベテラン歯科医でも、歯科医師になったばかりの若い歯科医でも治療費は同じです。

快適な医療環境や高度な設備のもとで、精度の高い治療を提供していくために必要な採算性を度外視するわけにもいかず、保険制度の低い評価の中では良質な医療を提供するのに限界があるのが現実です。それに比べて、その歯にとって理想的な治療のプロセスに必要な時間をすべてかけることができるのが自由診療なのです。

1時間以上かけ、むし歯の取り残しがないように
当院では、むし歯治療においても1時間以上かけ、むし歯の取り残しがないように『丁寧』に、歯を削り過ぎないように『慎重』に、むし歯が再発しないように『確実』な医療を行います。セラミックスの修復治療においても、正しい接着操作を行うと1時間以上の治療時間を要します。しかし、この接着操作を丁寧に行うことによって、補綴物が外れたり欠けたりせず、むし歯が再発するリスクも無くなるのです。

保険診療との違いについてまた重度のむし歯になった歯を抜かずに根管治療を行う場合には2時間以上の治療を行うこともあります。そして、それだけの時間をかけられるからこそLeica社製医科用マイクロスコープなど設備を効果的に活かすことができ、精密な修復治療が成功するのです。

また、根管治療でラバーダムを使用することは日本の保険診療では認められていませんが、自由診療ではラバーバムを使用して他の歯への感染を防ぎ、むし歯の再発を予防することができます。

こうした時間やプロセスの制約がない治療を行うことで、 治療の成果を長持ちさせ、再発・再治療を防ぎ、口腔全体の健康を守ることが初めて可能になってくるのです。

自由診療専門クリニックだからこそ実現する治療があります

自由診療専門クリニック自由診療では、使用する材料や接着剤、時間をかけた丁寧な処置の違いにより、治療した歯をより美しく長持ちさせることができます。高品質な変形の少ない材料を使って歯型取りなどの作業を進めることができ、歯科技工にも時間や費用をかけることもできるので精度も高くなります。

二宮院長は、歯科先進国と言われる欧米やブラジルの歯科治療を目の当たりにし、日本人の歯をもっと美しく健康にしたい、もっと自然にきれいな口元にしたいと願うようになりました。ビジネスや留学などグローバルな場面や、結婚式や大切な面接のときにも、自信をもって笑顔になれる、そんな自然な美しさを実現したいと考えています。そのため、材料や治療法にも制約がなく、歯科医師が最大限の技術を発揮し、充分な時間をかけることができる自由診療専門のクリニックとすることを選びました。

自由診療には高度な診療技術や真摯な診療姿勢が求められます
自由診療は、歯科医師や歯科医院によって技術も治療内容も大きく異なるため、歯科医師の診療技術や歯科医院の診療姿勢が厳しく問われる治療でもあります。そのことを肝に銘じ、当院では常に責任感のある対応と信頼関係を大切に、患者さんに満足していただける治療の提供を目指しています。将来的な歯の健康や美しさ、それによって得られる生活の質、長い目で観て考えた経済性という点から、当院の診療を理解していただきたいと願っています。

治療の流れ

カウンセリング(ヒヤリング)治療の流れ
初診の当日は患者さんへのカウンセリングを中心に行います。痛みや出血などがあり、急を要する場合は応急処置を行います。

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診察と検査治療の流れ
必要な診察と検査を行い、お口全体のデータを採取します。

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コンサルテーション治療の流れ
2回目のご来院の際には、診断結果をもとにお口の状態や今後のお口全体の健康をつくっていくためのアプローチ、治療方法などについてご説明するコンサルテーションを行い、治療方法を選択していただきます。治療プランをご提案しますので、ご自宅でしっかりご検討いただいた上で、改めてご来院いただくことも可能です。

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治療治療の流れ
治療計画に基づいた治療を行います。治療中も随時、患者さんの疑問やご希望を聞きながら必要に応じてカウンセリングを行います。

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メインテナンスをスタート治療の流れ
治療後は再評価を行い、理想的な状態になったお口の中を維持していくために、ホームケアの指導と定期検診、メインテナンスのご提案を行います。歯の健康を維持するための、当院と患者さんのお付き合いが始まります。

機能や審美性を回復することをコンセプトに活動する二宮佑介のクリニック

二宮佑介院長

生体模倣によって機能や審美性を回復することをコンセプトに活動するグローバルなスタディグループ【Bio-Emulation:バイオエミュレーショングループ】に所属し、包括的な歯科医療スタイルの歯科医師、二宮佑介

その診療技術を思う存分発揮するために、表参道にて開業しました。

より自然に美しく、体への負担のない【Bio-Emulation】の医療を

世界の歯科医療は人工的な美しさから、より自然感のある美しさと高い機能性を重視する方向性へと進化しています。この流れをリードしているのが【Bio-Emulation:バイオエミュレーショングループ】です。この歯科医療の実現には、高い診療技術と最新の知識、整備された院内環境や高機能な診療機器が求められます。

世界に認められる深い学識と優れた技術を備えてバイオエミュレーション
二宮院長は、新しい学識を得るために国際的な学会に参加し、歯科先進国と言われるブラジルで行われた歯科の祭典"Revista Clinica"で講演するなどグローバルな舞台で活動しています。発表した症例や治療結果について、ディスカッションを重ね、現状に満足することなく励んでいます。

充分な治療時間と整備された環境をご用意バイオエミュレーション
たとえ1本の小さなむし歯でも、丁寧に緻密な治療を行うには1時間程度はかかるものです。そこで当院では、診療人数を1日に5~6人に限定し、一人ひとりの治療時間に充分なゆとりを持たせた予約システムを整えています。

さらに、表参道の隠れ家のような歯科医院の内部には、効率を重視した並列診療ではなく、プライバシーに配慮した個室診療を行い、さらに信頼性の高い医療機器メーカーの一つ、KaVo社と提携し、診療ユニットも高機能タイプを導入し快適性を高めています。

あくまで精度の高さと美しさを追求バイオエミュレーション
当院では、Leica社製医科用マイクロスコープを使用し、再発を防ぐ治療・審美性を追求しています。お口の中の状態や患部の状況、治療の結果などマイクロスコープ動画を使ってご説明することも可能です。そして、むし歯治療だけでなくインプラントや入れ歯治療、矯正治療など、すべての治療においても自然な美しさとバランスを備えた審美性を目指します。

質にこだわった材料を使用
治療に使う材料や薬剤は、自分の体にも安心して使用できるという観点から、アレルギーの心配の少ないこと、治療精度のよい材料であること、審美性の高さという条件を満たすもののみを採用しています。その結果、保険診療では使えない高価な材料も多く含まれていますが、あくまでも質や精度、満足度にこだわった治療をご提供したいと考えています。

【Bio-Emulation】を実践しています

二宮院長は、【Bio-Emulation:バイオエミュレーショングループ】に所属し、Bio-Emulationの考え方に基づいた包括的な歯科医療スタイルを実践しています。

Bio-Emulation

【Bio-Emulation:バイオエミュレーショングループ】は、日本を含む11か国のメンバーからなるグローバルなグループで、"生体模倣(Bio-Emulation)"によって機能性や審美性を最小限の侵襲で回復することをコンセプトに活動する、今、世界で注目を浴びている歯科スタディグループグループです。Bio-Emulationとは、ギリシャ語の「BIOS」(生命)とラテン語の「aemulus」(ライバル)から構成された現代歯科哲学をあらわす新たな複合語で、天然歯における解剖学的形態と光学的特性の再創造を目指す、体や歯に対して侵襲の少ない治療をモットーとしています。
Bio-Emulationグループは、2011年、Dr.Panos Bazos , Dr. Javier Tapiu Gnadix そしてDr. Gianfranco Politanoの3人のファウンディングメンバーにより発足しました。以来、世界各国の歯科医師、テクニシャンリサーチャー(研究者)と厳選されたメンバーを増やし、UCLA大学教授Edward Mclaren氏、USL大学教授 Pascal Magne氏、International Journal of Esthetic Dentistny Editor-in-chiefを務めるAlessandro Devigus氏をメンバーとして発展しています。2022年現在、世界の約30名の歯科医師が参加しており、日本人歯科医師は2名。そのうちの1人が二宮佑介です。

院長 二宮に影響を与えた メンターのご紹介

Luiz Narciso BaratieriLuiz Narciso Baratieri ,DDS, MS,PhD (Brazil)

略歴・紹介
サンタカタリーナ連邦大学 保存修復学 教授
バウル大学歯周病認定医
サンパウロ大学 保存修復学 教授
サンタカタリーナ連邦大学 保存修復学 認定プログラム
シーフィールド大学大学院課程 イギリス コーディネーター
サンタカタリーナ連邦大学 保存修復学 科学修士 大学院課程コーディネーター
ブラジル国内での講演だけでなく国外での講演数は600以上にも及ぶ。
審美修復学、保存修復学での出版物も100を超える。ブラジル審美治療界の重鎮。
Journal Clinica(International Journal of Brazilian Dentistry) 編集長

O Nino é um dos mais talentosos dentistas que tive o privilégio de conhecer ao longo da minha carreira. Ele é estudioso, dterminado e totalmente comprometido em oferecer o melhor para seus clientes. Tenho muito orgulho de poder dizer que sou amigo desse admirável dentista, da mesma forma que me sinto srguro em recomendá-lo para quem quer que seja.
Luiz Narciso Baratieri

彼は私のキャリアの中で最も優秀で才能のある歯科医の一人です。
患者の要求に熱心に応え、常に最高の治療を提供してくれることでしょう。
私はこの世界で賞賛される歯科医の友人を誇りに思い、誰にでも彼の治療を推薦します。
Dr.Luis Narciso Baratieri


Eric Van Dooren,DDSEric Van Dooren,DDS (Belgium)

略歴・紹介
1982年ルーヴェン・カトリック大学歯科医師課程修了
卒業後ベルギーのアントウェルペンでプライベートオフィスを開業
歯周病、インプラント、固定性補綴の専門医
現在、リエージュ大学(ベルギー)、エクス・マルセイユ大学(フランス)客員教授
ヨーロッパ審美治療学会のactive member
ベルギー歯科医師会会員、the editorial staff of Teamwork(ドイツ)会員
主に審美、インプラント、審美歯周外科の分野でベルギー国内・国外で多くの講演・教育を行っている。
審美インプラント治療においての大家。

I first met Nino in 2014 at Dr.Cofar's clinic(Dentcof),Timisoara, Romania.
I heard a lot of good things about him before, but his clinical work is really exceptional.
He is for me the perfect example of the "multifunctional" dentist , having both the surgical and prosthodontic skills.
He is also one of the most talented speakers of his generation with very high quality educational material.
I am extremely honored to be able to work with him in different projects and I really wish him all the best with the opening of his new clinic.
Dr Eric Van Dooren
Antwerpen/ Belgium

2014年、ルーマニアのティミショアラにあるDr.Cofarのクリニックで初めて出会いました。
彼に関して事前に多くの事を聞いていたが、実際に彼の歯科臨床での仕事を見させて頂くと本当に並外れたものでした。
彼は"多機能な"歯科医師で、外科と補綴の両方の高度な技術を持つ。私からするとその完璧な例です。
彼は、次世代で最も才能のある講演者の一人で、とても質の高い教育的な題材をテーマとする。
別のプロジェクトでも彼と共に仕事ができることを本当に光栄に思います。
彼が開院する新しい診療所で成功する事をを心より願います。
Dr.Eric Van Dooren
Antwerpen/Belgium

Dr.Eric Van Dooren, Dr.Cofarとの共同症例はこちら


Prof.Francesco M.ManganiProf.Francesco M.Mangani (Italy)

略歴・紹介
イタリアローマ・トルヴェルガタ大学歯学部 審美・保存修復学 常勤教授
イタリアローマ・トルヴェルガタ大学 臨床病院 修復審美治療 総合機能分野長
Italian Academy of Conservative Dentistry
(イタリア歯科保存学会)理事
Italian Academy of Esthetic Dentistry
(イタリア審美治療学会)創立メンバー
約200の科学出版物、80以上の歯科保存学と歯内療法学の研究セッションのアブストラクトの著者

I've met NINO several years ago when I was part of Bio-Emulation group as a mentor.
I remember I was immediately impressed by this professional and talented Japanese dentist.
He's a fantastic clinician, really one of the best I've ever been face with in my career, and I've been always impressed by his educational presentations.
His knowledge in restorative and implant dentistry is very very high and all his clinical cases are amazing.
In my opinion, He's absolutely one of the best worldwide young clinicians!!!

私が初めて出会ったのは、バイオエミュレーショングループのメンターの一人だった数年前である。
私は、すぐにプロフェッショナルで、タレント性のある日本人の歯科医師に衝撃を受けたのを今でも覚えている。
彼は、素晴らしい臨床医である。これは本当の話だが、私のキャリアの中で出会った最高の歯科医師の中の一人である。そして、いつも彼の教育的なプレゼンテーションにいつも衝撃を受けている。
彼の修復学、インプラント学の知識はとても高く、彼の臨床例は驚くばかりである。
彼が世界の臨床医で最高の一人であることに何の異論もない。