歯肉移植

歯肉移植で歯ぐきのラインを美しく整える

口を開けると歯ぐきが目立ったり、歯ぐきのラインが乱れたりしているので、人前で笑うのをためらってしまう......そんな嘆きの声を聞くことがあります。

下の写真をご覧下さい。歯ぐきが下がって根っこが顔を出しているのがわかるでしょうか。

歯肉移植

このように、歯ぐきが下がってくると見た目に影響するだけでなく、根っこも顔を出してくるので知覚過敏や歯がしみる症状が現われます。

歯ぐきが下がったり目立ったりする理由は、先天的なものから加齢、歯磨きの仕方まで色々な原因があげられます。むし歯や歯周病ではないので治療法がないと思っている方もいるようですが、実はこうした治療も歯医者さんの治療分野。歯肉移植で歯ラインがきれいに揃います。諦める前に当院にご相談ください。

歯肉移植で歯ぐきの悩みを解消します!

歯ぐきのラインの不揃いや、歯ぐきが下がって根っこが露出して起きる知覚過敏を治療するには、一般的にはコンポジットレジンを詰める治療が行われています。歯ぐきの部分にプラスチック樹脂を盛り付けることで根が隠れて知覚過敏を解消することができますが、果たしてこれが根本的な治療と言えるのかには疑問が残ります。歯ぐきにボリュームを持たせなければ根本的な治療にはなりえません。当院では、下がっている歯ぐきに歯肉を移植して歯ぐきの退縮を改善する、歯肉移植を行っています。

歯肉移植とはどんな治療?
歯肉移植とは、上あごの歯肉の一部を採取して歯ぐきに移植する治療法です。採取時や移植時に痛みはほとんどなく、傷口も1~2週間程度で安定してきれいになります。コンポジットレジンとの大きな違いは、将来的に歯ぐきが下がりにくい環境に整えることができること。本来の歯ぐきの長さに戻って根っこが隠れるので、むし歯や歯周病の予防効果も期待できます。前歯から奥歯まで、あらゆる歯に適応可能です。

<歯肉移植による効果>
・歯ぐきが厚くなって歯が短く見える
・歯ぐきのラインが整って口元全体が美しくなる
・将来的なむし歯や歯周病の予防
・将来的に歯ぐきが下がりにくくなる

マイクロスコープが可能にした歯肉移植

歯肉移植は外科出術を伴うため、緻密さと高度なテクニックが求められます。当院ではマイクロスコープを使うことで、精密な治療を可能にしています。拡大鏡下で行うことで一つひとつの作業が確実になり、治療時間の短縮を実現。さらにマイクロスコープ専用のメスと特殊な糸を使うことで、術後の治癒・回復を早めています。

下の写真をご覧下さい。
歯肉移植

歯ぐきが下がっていましたが、歯肉移植をしたことで露出していた根っこが隠れるようになり、厚みのある歯肉を取り戻しました。見た目も自然に仕上がっています。

当院/院長は、世界のトップデンティスト、Eric Van Dooren氏から歯肉移植の技術を学び、独自に技術を磨きあげてきました。その技術は高く、他のクリニックのドクターから、歯肉移植だけを依頼されるケースも増えています。

歯肉移植が適応するケース

歯ぐきのラインが乱れている、歯ぐきが下がっている、ガミースマイル等は、歯肉移植で簡単に治すことができます。

<歯肉移植が適している方>
・冷たいものを食べたり飲んだりすると歯がしみる
・歯ぐきが下がっている
・ガミースマイルで笑うと歯ぐきが目立つ
・歯ぐきのラインが不揃いで凸凹に見える
・歯が長く見える