口腔外科

親知らず治療や歯科小手術にも対応します

口腔外科

親知らずは最後に生えてくる一番奥の永久歯で、多くの場合10代後半頃から生え始めます。しかし近年は、あごが小さく親知らずの生えるスペースが不足している人が増える傾向にあり、「生えても一部だけが出ている」「横に傾いている」「完全に埋まったままになっている」など、複雑な生え方の親知らずが増えています。

生え方によっては充分な歯磨きができないため、むし歯になりやすく、また周りの歯や歯ぐきに悪影響を与えて炎症を起こしやすくなりますので、早めに抜歯などの治療を受けることが勧められます。また年齢が若い時の方が抜歯後の周りの骨の回復がスムーズであることからも、若いうちの抜歯をお勧めします。

親知らずが引き起こすトラブル

親知らずの隣の歯(7番)がむし歯になりやすい親知らず
親知らずが正常に生えていないと歯磨きが充分にできないために汚れが溜まりやすくなり、むし歯や炎症を起こすと、その手前の歯にも影響が及びやすくなります。

顎関節症などあごに影響が出る
咬み合わせが悪くなると顎の筋肉に負担がかかり、顎関節症を起こすことがあります。

<抜歯がすすめられる場合>
・横向きに生えている
・歯が埋まっていて他の歯の根に悪影響を与えている
・むし歯になっている
・炎症を繰り返す
・痛みがひどい
・ほっぺたをよく噛む
・矯正治療を検討している

<抜歯しなくてもいい場合>
・正常に生えている
・完全に埋まっていて問題がない
・手前の歯を失い、親知らずを利用してブリッジを検討している
・親知らずを歯の移植に利用したい場合

小手術など口腔外科領域の治療にも対応します

歯根端切除
根管治療が困難な場合、外科的に根の先端を切り取る治療法

開窓術
歯ぐきや骨の中に埋もれた状態の歯を引っ張り出すための手術

歯科小手術
歯肉や歯根の周囲に腫瘍ができるエプーリス(歯肉腫)や、のう胞などの処置

全身的な病気(リウマチ、糖尿病など)をお持ちの方の歯科治療
気になる症状をお持ちの方、詳しい話を聞きたい方は、いつでもお気軽にご相談ください。